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主婦でもできる

マヤは、自分がどこにでもいるごく普通の主婦だと自覚していた。
27歳までは仕事一筋で、それなりに評価されていたし仕事にやりがいもあった。
俗に言うキャリアウーマンの類で、そのまま仕事に没頭しても良かったが、同い年で上司だった、今の亭主と付き合うようになって半年、27歳で結婚した。
優しく、理解のある亭主は、子供が出来るまでは仕事を続けてもいいと言ってくれたが、結婚したことで何かが抜けたような気分になり、専業主婦になることを選んだ。
仕事が嫌になったわけではなく、ただ、そうするのが最良だと思ったからで、亭主も、周囲もマヤの判断に賛成してくれた。
専業主婦というのもやってみると案外と大変で、こちらはこちらでやりがいのようなものを感じたが、3年もやっていると慣れて、そして、少し退屈だとも感じるようになってきた。
マンションは結婚直後に購入した掘り出し物の物件で、家計にそれほど負担がなく、それでいて快適だった。近隣ともすぐに仲良くなれたし
定例の集まりなどにも積極的に参加して、思っていた以上にドタバタとしたが、こちらも3年もすれば慣れてしまって
30歳という年齢を実感すると、何だか自分がとても平凡で退屈な人間のように思えてきた。
亭主が暇潰しでやっているゲームなどは肌に合わず、仕事で使っていたノートパソコンでインターネットをうろうろする時間が増えて
1ヶ月間くらいから、ライブチャットというものをやるようになった。
ウェブカメラとヘッドセットは近所の家電量販店で購入した1500円くらいの安物だが、それで足りるようだった。

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2011年9月14日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:体験談

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